ご挨拶
- 代表取締役社長
髙倉 和仁
東京プロパティサービスは、1951年に東京都競馬のグループ会社として設立されました(旧社名:大井興業、2012年に社名変更)。以来、主に大井競馬場の指定席、駐車場、飲食店など、来場者サービス業務を行ってまいりましたが、現在は、競馬場関連事業のみならず、商業施設をはじめとした不動産賃貸事業など、大井競馬場周辺エリアを中心として、事業の多角化を図っております。
近年のインターネット投票の普及、拡大により、今では多くの競馬ファンは競馬場へ足を運ばずともレースを楽しむことができるようになりました。このことは、今日の競馬を支える基盤となっている一方で、競馬場に来場するお客様の数は、ピーク時に比べて大きく減少し、大井競馬場内でサービスを提供する当社の事業も岐路に立たされていると感じます。
これまでも、当社では大井競馬場オリジナルクラフトビールの販売や手ぶらで楽しめるバーベキュー企画など、ご来場の動機につながる施策に取り組んでまいりました。今後も、より付加価値の高い来場者サービスを提供し、レースを間近で楽しむお客様の興奮を後押しする満足と笑顔の創出に寄与してまいります。
また、大井競馬場周辺エリアにおいては、商業・オフィスの複合施設「ウィラ大井」の運営や劇場施設「シアターH」の管理をはじめ、地域に住み、働く人々の生活を豊かにし、多くの方が訪れる賑わいに満ちたまちづくりに貢献する事業を推進し、東京都競馬グループが所有する資産の価値と勝島地区での暮らしの質の向上を目指します。
今後も、当社が企業理念として掲げるとおり、私たちが関わる全ての人と街を笑顔にする原動力となれるよう、日々努力してまいります。
皆様からのご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
2025年3月